いつもありがとうございます。
Amazon現役セラー兼、Amazon販売コンサルタントの山里ツヨシです。

Amazonで売上をアップさせるための基本中の基本が「売れるサイクルに乗せる」ということなのですが、今日はこのことについて書かせていただこうと思います。

この「売れるサイクル」に乗せることができれば、売上は面白いようにポンポンと伸びていきます。

Amazon売上アップの基本は「売れるサイクル」に乗せること。

まず「売れるサイクル」が何かということから話します。

私が提唱する「売れるサイクル」とは、つまりこういうことになります。

販売個数が増える ⇒ 検索順位がアップする ⇒ アクセス数が増える ⇒ さらに販売個数が増える ⇒ さらに検索順位がアップする ・・・

このようなサイクルです。

これを図にしますと、以下のようになります。

Amazonで大きな売上を作れるかどうかは、このサイクルに乗せられるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。

まずは販売個数を増やす。

この売れるサイクルに乗せるために、まずすべきことは「販売個数を増やす」ことです。

要するに、たくさん売りましょうということです。

ただ、「たくさん売りましょう」と書くと、

「どうすればたくさん売れるか悩んでいるところなのに、それに対して、”たくさん売りましょう”じゃ答えになってないでしょう」

というツッコミが来そうですが、それを百も承知で申し上げています。

売上をアップさせる(=たくさん売る)ためには、まずは「たくさん売る」ということをしなければならないのです。

なぜかというと、たくさん売る(=販売個数を増やす)ことが、Amazonの検索結果で上位表示させることにつながるからです。

販売個数を増やすとAmazonでの検索順位がアップする。

Amazonユーザーが商品を探すとき、ほとんどの場合、検索機能を使います。

たとえば、頑丈なスマホケースが欲しいユーザーは、

「スマホケース 頑丈」

といったキーワードで検索するわけです。

ですから、ユーザーが商品を検索したときに、「いかに検索順位をアップさせられるか」がAmazonを攻略する上で非常に大事なのですが、その検索順位をアップさせるために有効なのが、「販売個数を増やす」ということなのです。

なぜなら、Amazonの検索エンジンである「Amazon A9」は、「直近の販売個数」を上位表示の一つの指標にしていると考えられているからです。

つまり、「直近の販売個数」が増えるほど、その商品は上位表示されやすくなるんですね。

もちろん、販売個数の多さだけが全てではなく、他の要素なども加味して検索順位は決定されます。

また、「直近の販売個数」の「直近」が、過去1週間を指しているのか、過去1ヶ月を指しているのかなど、その具体的な期間は定かではなく、そのあたりのアルゴリズムは完全にブラックボックス化されています。

ゆえに、詳しいことはAmazon内部の人間しか分からないわけですが、それでもやはり、「直近の販売個数」が検索順位に大きな影響を与えているのは間違いないと見ていただいて結構です。

したがって、検索順位をアップさせたいなら、まずは「販売個数を増やす」ことが重要な対策になります。

検索順位がアップすればアクセス数が増える。

検索順位がアップすれば、自然とアクセス数も増えます。アクセス数が増えれば、商品が売れやすくなり、販売個数は増えます。

販売個数が増えれば、Amazon A9のアルゴリズムにより、その商品はさらに上位表示され、さらにアクセス数が増え、さらに販売個数が増えます。

これこそが「売れるサイクル」です。

「販売個数を増やす」ということが呼び水となる形で、

販売個数が増える ⇒ 検索順位がアップする ⇒ アクセス数が増える ⇒ さらに販売個数が増える ⇒ さらに検索順位がアップする ・・・

という循環がどんどん強まっていくわけですね。

ですから、どこまでいっても、「販売個数を増やす(=たくさん売る)」ということを最初にしなければならないのです。

ところがこの話をすると、冒頭でも述べた通り、

「どうすればたくさん売れるか悩んでいるところなのに、それに対して、”たくさん売りましょう”じゃ答えになってないでしょう」

というツッコミがあるのは百も承知しています。

しかし、販売個数というものは、多少の無理をするならばいくらでも増やせると思います。

それこそ、

「広告費の予算を増やす」

などが良い例です。

広告をかける以上は、費用対効果を気にするのが普通です。

かけた広告費に対して、元は取れるのか。

かけた広告費が何倍になって返ってくるのか。

など、お金を払う以上は費用対効果を気にするのが普通だと思います。

しかし、あえて、「目先の費用対効果」を度外視してでも広告費の予算を増やすということが、実は「売れるサイクル」に乗せるためには重要になってきたりもするのです。

売れるサイクルに乗せるために投資するという考え方。

というのは、広告予算を増額したことで費用対効果が悪化したり、多少の赤字になったとしても、それによって販売個数を増やすことができるなら、それは「検索順位アップのためにお金を投資した」と考えることもできるわけです。

ですから、「損して得とれ」ではありませんが、先行投資的な意味合いで広告費を増額することで「販売個数を増やす」ということを実現したならば、「売れるサイクル」に乗せることができるのです。

そのため予算に余裕がある人は、広告費を増額するということを考えてみても良いと思います。

とはいえ、広告費を増額することだけが、売れるサイクルに乗せる全てではありません。

要するに、今以上に販売個数を増やしさえすれば、今以上に売れるサイクルに入っていくわけですから、別に広告費をかけることだけが正解ではないのです。

たとえば、商品タイトルを改善したり、商品説明文を改善したりして、以前よりも成約率を高める商品ページ作りを徹底すれば、それだけでも以前よりも「販売個数を増やす」ことが可能になります。

以前よりも販売個数が増えれば、以前よりも検索順位がアップし、以前よりもアクセス数が増えます。

そうすると、以前よりも商品が売れるようになり、そうして販売個数が増えたことで、またさらに検索順位がアップするという感じで、「売れるサイクル」に乗せていくこともできます。

いずれにせよ、Amazonで売上をアップさせるための基本中の基本がこの「売れるサイクル」に乗せることであり、そのサイクルの最初の呼び水になるのが、「販売個数を増やす」ということなのです。

ですから、「販売個数を増やす」ことができるなら、そのやり方はどんなものでも構いません。

「販売個数を増やす」ことさえできれば、売れるサイクルに乗せられる可能性が高まるので、あとはそのために何をするか、色々と考えてみてください。

以上になります。

 

 

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